京都には宇治茶をはじめ、沢山の日本茶舗があります。
お茶の歴史は古く、平安時代初期に唐の最澄が茶の種子を日本の持ち込んだといわれています。当時、喫茶は一部の貴族などにとどまっていたそう。
喫茶が普及したのは、鎌倉時代。そして、室町時代には千利休が茶の湯を大成したことにより、茶道文化も広がりました。
今回は明治時代がら続く老舗の日本茶専門店「柳桜園」の紹介です🎵
寺町二条・老舗の「柳桜園」
京都寺町はは古美術や画廊などが並ぶ情緒あふれる通り。寺町二条を西に入ったところにある「柳桜園(りゅうおうえんちゃほ)」
明治8年に創業された、老舗の茶舗。
寺町通にある「一保堂」はどちらかというと観光客、柳桜園は地元の方をはじめ京都人が足しげく通う茶舗です。
訪れた日も贔屓にされているであろうお客さんが何人かお茶を買いに来ていました😉
宇治川河川敷に提携自家園があり、厳選された品種を丹念に栽培。
栽培っした茶葉を、店内奥にて石臼を使い丁寧に挽いています。今では数少ない店舗内挽きあげの茶舗。
お店に一歩足を踏み入れると、お茶の香りが漂います😊
大徳寺のご贔屓・抹茶
煎茶、玉露、番茶など日本茶の取り扱いがありますが、中でも有名なのが抹茶。
千利休とゆかりの深い大徳寺の御用達。また三千家(裏千家・表千家・武者小路千家)のにも贔屓にされています。
三千家の家元の御好の薄茶と濃茶が並びます。
なんと1缶(40g)の抹茶を挽くためにかかる時間は1時間!!挽きあげた抹茶を店頭で量り売りしているのは創業当時のままだそう😃
伺った日に発売された季節限定商品「抹茶小櫻」
柳桜園オリジナルの抹茶で、複数の茶葉をブレンドしたもの。薄茶の中でも最高級の旨みだそう。
小缶(20g)¥1,200、大缶(40g)¥2,400
小缶を購入♪なんと私が購入した第一号だそう!😁
煙草盆も素敵♡
店内に並ぶ銘茶と茶壺
店内には沢山の銘茶が並びます。
贈答用にもピッタリな高級玉露から煎茶、また普段使いできる番茶など。
鳥獣戯画が描かれたかりがねほうじ茶が人気とのこと。
今回は自宅で気軽に飲める煎茶を。
煎茶の中で一番人気だという「朝日」。試飲したところ、ほのかに甘さがありとても美味しかったので即決✨
煎茶は真空パックにしてされていました😉
先代が収集したという店内にある立派な茶壺。昔はこの茶壺にお茶を入れていたそう。
お店の軒先にも飾られていました。さすが老舗のお茶屋さん!
料理・味 | ★★★★☆ |
---|---|
雰囲気 | ★★★☆ |
ボリューム | ★★★ |
アクセス | ★★★ |
コスト | ★★★ |
柳桜園茶舗 店舗情報
⭐住所 京都市中京区二条通御幸町西入ル 丁子屋町690
⭐営業時間 9:00~18:00
⭐定休日 日曜日、年末年始
⭐駐車場 あり(2台)
⭐アクセス 地下鉄東西線」「京都市役所前駅」徒歩5分
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨