皆さん、こんにちは!
今回のテーマは…「京町屋」です!
京都人の暮らしの一部、「京町屋」をご存じでしょうか??
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では、今回はまさに京都人の暮らしの一部である「京町屋」について触れていきたいと思います!
気になる「京町屋」とは?
「京町屋」とは、、、まあ簡単にご説明いたしましょう。
すばり、「京都の町屋」です(笑)
では一体、「町屋」とは何なのでしょうか?
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古くに建てられた、商人の伝統的な民家のことを指します。
町屋は、街道沿いに建てられていることが多いです。
「京町屋」=「うなぎの寝床」!?
日常で使われる「うなぎの寝床」。
これは京町屋を表した言葉です。一体、どこがうなぎの寝床なのでしょうか??
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「うなぎの寝床」とは…?
京町屋の特徴は「うなぎの寝床」と呼ばれることがあります!!
「うなぎの寝床」。どんな家を指しているのか分かりますか??
間口(建物の正面)が狭いけど、奥行きがある家のことです!!
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まあ、言われてみればうなぎの住みやすそうな寝床ですね。
実は、京町屋もこの特徴があるのです!
京町屋が「うなぎの寝床」にした【わけ】とは…?
ところで、なぜ京町屋が「うなぎの寝床」のつくりなのでしょう?
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クイズ形式でご説明したいと思います!
なぜ、京町屋が「うなぎの寝床」のつくりになっている大きな理由はどれでしょうか?
ア 当時、京都市内の土地がとても少なくなっていたから
イ 間口の大きさによって税金が取られていたから
ウ 当時、京都のうなぎの蒲焼が美味しかったから
正解は、、、「イ 間口の大きさによって税金が取られていたから」です!
実は、当時の税は間口の大きさによって決められていたのだそうです。
まさか、税金対策が理由だなんて考えもしませんでした(笑)
古今東西、税金対策の大切さは変わらないのですね(笑)
京町屋に隠された工夫に迫る!
さあ、当時の方々が京町屋にどのような工夫を残したのでしょうか??
京町屋の外観の工夫
町屋をパッと見てわかるのが外にこらされた工夫だと思います。
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実は、外にもいろいろな工夫があり、見ていてとても面白いです!
犬矢来
町屋によくある竹でできたような「犬矢来」をご存じですか?
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犬矢来の目的は、「泥はねを防ぎ、建物が傷まないようにする」らしいです!
犬矢来は、まさに京町屋らしい雰囲気を出していますね。
鍾馗さん
「鍾馗さん(しょうきさん)」をご存じですか?
結構、読むの難しくないですか?(私だけですか(笑))
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鍾馗さんは、瓦でできた人形で、家の守り神とされています!
魔除けなどで飾られることが多いそうです。
(沖縄の「シーサー」に似てますね)
格子
格子は割と町屋の正面でみるものだと思います。
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これは町屋の正面を引き立て、より京町屋っぽさが出ていますね!
風通しを良くし、採光の目的もあるそうです。
暑い京都の夏を乗り切る工夫とは…?
京都在住の方ならご存じだと思いますが、実は、京都の夏はとても暑いのです!
(今年の夏も暑かったです、よね(笑))
なぜだと思いますか??
京都は山に囲まれている、まあ「盆地」だからです。
京都は海からも遠く、風も山によって遮られます。
俗にいう、「フェーン現象」が起きているからだそうです!
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そんなわけで京都は暑い夏を乗り切らなければいけません。
すだれや打ち水などで昔から乗り切ってきたそうです。
まとめ
「うなぎの寝床」とよばれる京町屋は、はるか昔から先人の知恵によって、
今日(こんにち)まで京都の伝統的な町屋でした!
様々な工夫があるため、京都に来たら一度は見たいものでもあります!
探してみてください。意外と近くにあるものかもしれませんよ。