「清水の舞台」京都屈指の観光地の見どころとは、清水寺

京都で観光客が最も多く訪れるスポット、清水寺。

「清水の舞台」でも有名な清水寺の見どころ、歴史についてご紹介します。

世界文化遺産の一つ、「清水寺」

京都府、滋賀県には、「古都京都の文化財」と呼ばれる、17寺社があります。

古都京都の文化財は、世界文化遺産として登録されています。

清水寺は、古都京都の文化財の1つで、「清水の舞台」で有名です。

「清水の舞台」と呼ばれる名所が本堂にあり、多くの人で賑わっています。

清水寺の歴史

清水寺は、京都市東山区にある、歴史的な寺院です。

清水寺の創建は奈良時代の778年に遡るようです。そして、清水寺と坂上田村麻呂には深いつながりがあります。

780年、音羽山で坂上田村麻呂は、鹿の狩りをしていましたが、修行中の僧である、賢心(けんしん)に殺生を戒められ、その教えに感銘を受けました。

そのことから、十一面観世音菩薩を御本尊とする寺院を建てたそうです。

その後も幾度も焼失しましたが、江戸時代の1,633年に徳川家光によって再建されました。

清水寺の見どころとは?

清水寺の見どころとは何なのでしょう? 色々な見どころがあります。

仁王門

多くの観光客の方々が清水寺で、初めにくぐる門です。

応仁の乱によって焼失し、一度再建されたもの。

楼門(ろうもん)という、二階建ての門で、朱色に塗られたその門は、「赤門」とも呼ばれているよう。

仁王門の左右の像は、鎌倉文化を象徴する、2体の仁王像です。

また、門の前には、互いに口を開けた、「阿阿」の狛犬が鎮座しています。

三重塔

清水寺の三重塔は、「重要文化財」に指定されています。

なんと、高さは約31mと、日本最大級の三重塔になっています。

三重塔は、平安時代に創建されたもので、江戸時代に再建されたもの。

仁王門と同じく、朱色に塗られた三重塔はまさしく煌びやかです。

塔の内部にも、「大日如来像」が祀られているようです。

清水の舞台

続いては、「清水の舞台」と呼ばれる、本堂についてです。

江戸時代に徳川家光の寄進によって再建されたもので、国宝に指定されています。

清水の舞台から飛び降りる」ということわざをご存じですか?

「思い切って大きな決断をする」という意味のことわざです。

清水の舞台は、山の斜面に建てられた、高さが約13mの舞台となっているので、それだけの高さから飛び降りるほどの大きな決断が比喩的に表されています。

また、舞台からは京都市内を眺望できるので、多くの観光客の方々で賑わっています。

四季折々の、美しい風景を楽しめるので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

音羽の滝

清水寺の境内にある、「音羽の滝」についてです。

音羽の滝には、3本の小さな滝が流れていて、それぞれの滝でご利益が異なるそう。

前から見て、左側から「学業成就」、「恋愛成就(夫婦円満・縁結び)」、「延命長寿」といったご利益があるとされています。

音羽の滝の近くには茶屋があるので、休憩するのにもってこいのスポットです。

周辺の歴史的な街並み

清水寺周辺では、京都らしい風情のある、歴史的な街並みで有名です。

飲食店や、お土産を買えるお店もあるので、観光客の方々におすすめのスポットです。

清水寺の参道には、「産寧(さんねん)坂」や「二年(にねん)坂」といった、坂があり、食べ歩きや散策にもおすすめです。

下の写真も、清水寺周辺にある、五重塔です。

法観寺の「八坂の塔」はいかにも京都らしさがただよう、有名な五重塔です。

清水寺のアクセス

京阪電車、「清水五条駅」「祇園四条駅」からのアクセスが近いでしょう。

清水寺の近くには、「京都市清水坂観光駐車場」があります。

まとめ

この記事では、清水寺の歴史や見どころ、魅力についてご紹介しました。

清水寺は、京都でも有数の観光名所なので、是非訪れてみてください。

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