可愛い方言ランキングでも京都弁は2位にランクイン!
ちなみに1位は福岡県、3位は秋田県。
京都弁はおっとりした、上品イメージがあるそうで、確かに大阪に比べると若干ゆったりと穏やかな口調かもしれません。
人気のある「おこしやす」や「かんにんえ」などは京都の女子は実際に使いません(笑)このような京言葉を使うのは舞妓さん芸妓さんや京都の長く住んだおばあちゃんくらい(笑)
今回はちょっとディープな、京都人しか知らないような京言葉を紹介します🎵
①イチゲンハン
まさしくお茶屋さんなどでよく使われるワード。
「イチゲンハン(一見さん)はお断りどっせ」
これには深い理由がるそう。
お茶屋遊びの花代や飲食費など、お客さんが支払わない場合、すべての料金をお茶屋が立て替えて払うシステムなのだそう。
②ムシヤシナイ
京都の料亭や飲食店などの行ったら「むしやしない」というメニューを見かけるとがあります。
ムシヤシナイは漢字で書くと「虫養い」。空腹を一時的にしのぐことを意味し、お腹の虫を一時的に抑えるということらい。
「パンでも食べて、ムシヤシナイにしーや」などと使われることも
③ドンツキ
「ドンツキ」…京都出身ではない私は初めて聞いた時、???でした💦
ドンツキとは道の突き当りのこと。
例えば四条通の東のどんつきは「八坂神社」、三条通の西のどんつきは「天龍寺」など。
ちなみに京都の住所のよくある
上る(あがる)…北に行く
下る(さがる)…南に行く
東入る(ひがしいる)…東に行く
西入る(にしいる)…西に行く
これは京都御所を中心にして考えられた言葉で、現在でも京都の中心部にはこの住所が使われています
④~はる
大阪や京都では「行かはる」「やらはる」など「~はる」を語尾につけます。
大阪では尊敬語として目上の人やあまりよく知らない人に使いますが、京都では幅広い対象に使用します。
例えば家族などの身内をはじめ、動物や太陽などにも使われるのが面白いところ。
「はる、はった、はって、はります。はらへん」の5段活用を京都人は上手につかいこなさはります。
実は京都は千年以上日本の都であったため、京都人は「京ことば」を方言としてとらえていないそうです。
京都は昔、町方の言葉と御所言葉に分けられていらそう。
町方言葉…祇園の花街や西陣織や商家などで使われていた言葉。
御所言葉…宮中や宮家などが使う公家文化を表す言葉。
歴史の深い京言葉、いかがでしたか?