❶夏は暑く、冬は寒い
よく聞く「夏は暑くて、冬は寒い」。住んでみて身に染みて分かりました(笑)
京都市内は三方を山で囲まれている盆地なので、山が壁となり空気の循環が悪くし、夏は非常に暑くなります。
湿度も高く、じと~っとした嫌な汗をかきます。
夏の一大イベント祇園祭は蒸し風呂の様な湿度なので、浴衣の中も悲惨な状態に(笑)
逆に冬は山々から冷やされた寒気が流れ込んできて、とてつもなく寒いです。
寒いというより、心底から冷える「底冷え」と言った方が正解かも。
ちなみに京都市内でも北に行くほど寒く、今出川通より北は一気に寒くなると言われています。
寒いわりには雪が降るのは年間で数日。京都市民は雪が降るとテンションが上がります(笑)
雪の金閣寺は貴重なので、開門前に長蛇の列ができることも。
❷海水浴と言えば琵琶湖
京都人の海水浴といえば「琵琶湖」。海水浴ではなく「湖水浴」が正解(笑)
一応京都には海がありますが、忘れられがち(笑)
京滋バイパスや高速を使えば、市内から1時間そこそこで大きな湖に着きます。
しかもちゃんとしたビーチとして整備されていて、特に近江舞子水泳場は毎年奥の人でで賑わいます。
幼きころから湖水浴に馴染みのある京都人は、初めて見る海に感動するとか?!
お世話になっているのに、滋賀県を小ばかにする京都人。「琵琶湖の水とめたろか」と反論する滋賀県民の鉄板ネタ。
秘密のケンミンショーにて、滋賀県に止水権限がないと検証されてましたね(笑)
❸観光名所に行ったことがない
京都は正式に登録されているだけでも、神社が約800、寺院で約1,700。
京都の地図を見ると「卍」ばかり(笑)
古都京都の文化財として世界遺産も17もあります。
しかしながら、京都人は観光名所に行きません。有名な金閣寺や清水寺なんかも一度も行ったことがないとよく耳にします。
理由は「いつでも行けるやん」や「混んでるし」など。行くのを渋るのに行ったら行ったで「やっぱ京都ってええやん」「さすが京都やな」などと京都愛が炸裂します(笑)
ちなみにお土産の定番「八ッ橋」や「蕎麦ぼうろ」を一度も食べたことがない人も多いとか。
❹同じ言葉を2回繰り返す
京都弁のひとつである「同じ言葉を2回繰り返す」
例えば「暑い、暑い」や「早い、早い」など。
「暑い、暑い」は「あっつ、あつい」と発音されます。
「~はる」に続き、京都人全員が使う言い回しです。
❺待ち合わせの定番「土下座像前」
京都人の待ち合わせの定番と言えば「土下座像前」
「土下座前で集合な」とよく耳にします。
土下座像とは、京阪三条駅前にある「髙山彦三郎」像。
両手をついていますが、よく見ると土下座じゃないですよね?
髙山彦三郎は江戸後期の尊皇思想家。これは土下座をしているのではなく、京都御所に向かって拝礼をしている姿なのだそう。