京都の神社やお寺の門前で見かける、名物菓子を「門前菓子」
寺社と深い関係を持ち、門の前にあることから「ご利益がある」と言われています。
京都の門前菓子6選を紹介するよ♪
❶あぶり餅 今宮神社
京都市北区紫野にあり「今宮神社」の門前名物「あぶり餅」
東門前参道には、向かい合わせで「かざりや」と「一和」、2軒あぶり餅の茶店があります。
あぶり餅とは、竹串にお餅をさし、黄な粉をつけて炭火であぶり、白味噌のたれをつけたお餅。
(※写真は「一和」)
❷幽霊子育飴 六道珍皇寺
京都市東山区にある六道珍皇寺の門前飴みなとやの「幽霊子育飴」
身重のまま亡くなった女性が、死後出産。幽霊となった女性が赤ちゃんになめさせるたに飴を買いに来たという言われがあります。
綺麗な琥珀色で角ばった形をしていて、麦芽糖とザラメで作られているので優しい甘さが特徴。
六道珍皇寺の六道まいり(精霊迎え)の時に購入する人も多いそう。
❸狐煎餅 伏見稲荷大社
京都市伏見区深草にある、全国で3万社あるお稲荷さんのそうほんざん、伏見稲荷。門前にある総本家いなりやのきつね煎餅。
白味噌、胡麻、小麦粉、砂糖の生地をきつねの面の型で焼いたもの。
❹やきもち 上賀茂神社
京都市北区にある世界遺産「上賀茂神社」の門前菓子やきもちは、「葵家」と「神馬堂」の2軒。
上賀茂神社の神紋にちなんだ葵餅が正式名称。
滋賀県江州の羽二重糯米から作られた皮で自家製粒あんを包んだものを焼き上げたお菓子。
❺粟餅 北野天満宮
京都市北区、学問の神様の北野天満宮のの門前茶屋「澤屋」の粟餅
餡でお餅を包んだ餡餅と、お餅に黄な粉をまぶしたきな粉餅の2種類があります。
❻みたらし団子 下鴨神社
京都市左京区、世界遺産「下鴨神社」のいゆかりのあるみたらし団子。
下鴨神社西側にある、老舗茶店「賀茂みたらし茶屋」が有名。
糺の森の御手洗川池に湧く水の泡を表現した、または人の体(頭と四肢)を表しているとも言われています。
お参りの後に立ち寄って、お土産や休憩にもおすすめ✨