みなさん、こんにちは⭐管理人のCOZZYです🎵
今日は朝から寒い💦
底冷えの厳しい京都の冬⛄
京都は周囲を山々に囲まれているので、放射冷却で生じた冷気が盆地にたまってしまうため、寒さが増します。比叡山から吹いてくる冷たい風は「比叡おろし」と呼ばれています。
さて、今回は京都北区にある大徳寺にある興臨院を紹介します♪
興臨院の由緒
興臨院は、北区紫野にある臨済宗の寺院で臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭。
大徳寺の勅使門向かって左側、東門に表門があります。
大永年間、能登国の戦国大名・畠山義総が建立。義総の法号から興臨院と寺名が付けられました。
畠山家が没落後、前田利家により改修が行われ、前田家の菩提寺に。
通常は非公開ですが、春と秋のみ特別公開されています。(2020年春はコロナウイルス感染防止の為、中止)
興臨院 秋の特別拝観
重要文化財の本堂と唐門、方丈前庭園、茶室が期間限定で公開🙂
・期間 2020年10月3日~2020年12月15日
・時間10:00~16:30(受付終了)
・拝観料 大人¥600、中高生¥400円、小学生¥300
枯山水庭園と椿の手水
方丈前の枯山水庭園。
昭和53年に本堂の解体修理後、中根金作氏によって復元されました。
これは昔、中国の寒山・拾得が生活していた天台宗の国清寺の石橋を模範して、大石や松を配し「蓬莱の世界」を表現。
※蓬莱の世界とは俗世間を離れた平和な世界のこと。
また特別拝観期間中は茶室「涵虚亭(かんきょてい)」も拝見可能。紅葉も奥のあるのがお茶室。
茶室手前の庭園も綺麗に手入れされていました。手水には白とピンクの椿が。
優しい色合いに心が癒されるなぁ♥
所々で椿を見かけるようになり、冬の到来を感じます😊
紅葉の絨毯 美しき散り紅葉
方丈前庭園と反対側には美しい紅葉が見られます✨
秋から冬へ変わる季節は、散り紅葉が見どころ。
落葉したお庭はまた違った美しさを見せてくれます。散り紅葉の赤と苔の緑のコントラストが鮮やか🍂
まさに紅葉の絨毯。境内を埋め尽くす散り紅葉は圧巻です。
紅葉のリフレクション
興臨院の参道に紅葉はまだまだ見頃。
手前のお座敷にテーブルがあり、美しきリフレクションを撮影することが出来ます⭐
室内は暗いので幻想的なリフレクションを撮影することができます★
逆さ紅葉で有名なのは瑠璃光院や大覚寺。興臨院は拝観の方もまばら。リフレクション撮影の穴場だと思います!
※画像は2020年12月10日に撮影
2020年10月30日にも訪問したので画像を掲載しておきます😉
まだまだ色づき始めたところ。興臨院の紅葉のピークは11月後半から12月初旬ですね。
紅葉のシーズンは、1ヶ月ちょっとで雰囲気がガラッと変わります🙂
1ヶ月前と1ヶ月後の写真を比べるのも楽しいですね🎵
大徳寺・興臨院 基本情報
⭐住所 京都市北区紫野大徳寺町80
⭐TEL 075-491-7636
⭐アクセス 京都市バス「大徳寺前」下車徒歩すぐ
⭐駐車場 あり(有料)
大徳寺は塔頭が沢山ありますが、通常はほとんどが非公開。春や秋の特別拝観期間中のみの公開になるので、ぜひ期間中の拝観がオススメです😊
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨