今回は京都市左京区一乗谷にある「圓光寺」の紹介すです🎵
徳川家康が開祖「圓光寺」
京都市左京区一乗谷にある「圓光寺」は、臨済宗南禅寺派の寺院。
慶長6年、徳川家康が国内教学の発展を図るため、下野足利学校の三要元佶禅師を招き、伏見に学校として建立。
日本における初期の活字本の一つである「伏見版」の印刷事業が行われたところでもあり、日本最古の木製活字約五万個が現存しています。
その後、上京区にある相国寺山内に移り、寛文7年に現在の地に移転。
近隣には詩仙堂や狸谷山不動院などが名所が立ち並ぶ閑静なエリア。
龍のような白砂「奔龍庭」
山門入って階段を登ったところにある美しき枯山水庭園。
2013年に造られた「奔龍庭」は、渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組みで表しているそう。
切り立った石柱は龍の周囲に光る稲妻を表現。
なんとも迫力のある庭園は、見る角度によって趣が違います。
新緑の世界 池泉回遊式庭園「十牛之庭」
先に進むと、美しい新緑の世界が広がります。
牛を追う牧童の様子を描いた「十牛図」を題材にし、近世初期に造られてたという池泉回遊式庭園「十牛之庭」
キラキラ眩しく新緑は生命の躍動を感じます。
本堂からの眺め。
鳥のさえずりと風の音しかしない静かな空間。
慌ただしい日常を忘れ、心を無にして時間を過ごしました。しばし心の洗濯。
静寂な境内でかすかに響く水琴窟。水が流れ落ちる度、涼やかな音が響き渡ります。
一滴一滴が奏でる水音に癒されます。
十牛之庭の奥には見事な竹林と除夜の鐘がありました。
可愛らしいお地蔵さんもひっそり佇んでいます。
全周回っても5分程度なので、何周かすると新しい発見があるかも。
また圓光寺は紅葉の名所としても有名。色とりどり紅葉、終秋には落ち紅葉も見事です!
新緑のリフレクション
展示室である瑞雲閣の窓に映りこむ新緑のリフレクションがとても美しい♡
また庭園の南側には洛北最古の泉水「栖龍池」
水面に映る新緑も幻想的。
喧騒から離れゆっくり緑を眺めるだけで心が癒されました。
また毎週日曜日の6時~は日曜座禅会が行われています。静寂の中、心を無にできる貴重な体験が出来ます。
圓光寺 基本情報
★住所 京都市左京区一乗谷小谷町13番地
★TEL 075-781-8025
★拝観時間 9:00~17:00
★拝観料 大人500円、中高生400円、小学生300円
★駐車場 あり(駐車場までの道がかなり細いので大きい車は手前の有料駐車場に停めることをお勧めします)
★アクセス 叡山電鉄「一乗谷」徒歩15分、市バス「一乗谷下り松」徒歩10分
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨