こんにちは⭐明日から仕事始めという方も多いかと思います。
私は昨日初売りに参戦したのですが、通年より人では少なくゆっくり買い物することができました♪
去年の大晦日に訪れた銀閣寺。この日は朝から雪が降っていました⛄今回は雪の銀閣寺の紹介です🎵
本当は金閣寺に行きたかったのですが、開門前から列を成していたらしく断念💦
世界遺産・銀閣寺
正式名称を「東山慈照寺」(とうざんじしょうじ)といい、金閣寺と同じ相国寺の塔頭寺院の一つ。古都京都文化財でもあります。
銀閣寺は、金閣寺を造営した足利義満の孫、足利義政によって造営されました。
足利義政は金閣寺を参考にしたため、金閣寺に対して銀閣寺という呼び名になったというのが一般的な説です。
大晦日ということで、総門にはお正月飾りが。
昼過ぎだったので少し溶けてきていますが、うっすら門の上には雪が残っていました。
美しき白砂の庭園
拝観料を納め、中門を抜けたところにも雪景色を見ることができました⛄
方丈の前に広がる段形に盛り上げた白砂「銀沙灘(ぎんしゃだん)」
方丈から見ることが多い白砂ですが、銀閣寺では美しい白砂を間近で見ることができます✨
白砂は祇園や東山を流れる白川の上流でとれる白砂を利用していてるそう。
絶妙な段差は月の光を反射する役目だと言われています。残念ながら夜間拝観はされてないので、月に照らされる銀沙灘はお目にかかれない💦
また白砂を円錐台形にかたどった「向月台(こげつだい)」があります。
この美しき形は熟練した庭師によって丁寧に傾斜を造られているそう。
向月台の上に座って東山にある月待山から昇る月を眺めるためのものといわれていますが、こののような形になったのは近世以降の発想だとされています。
手前にある紫式部に雪が積もっている様子がまた美しい♡
本堂である方丈の屋根にも雪が。
江戸中期に創建された方丈はご本尊である釈迦牟尼仏が安置されています。
方丈内には与謝蕪村や池大雅などの襖絵を所蔵していまが、拝観できるのは春と秋の特別拝観の時期のみ(2020年秋の特別拝観は中止)
10年もの歳月をかけて落慶となった新書院も、特別拝観の時のみなので、是非見てみたいです😄
自然溢れる展望台からの景色
銀閣寺の奥には展望台まで上がれる階段があり、四季折々の景色を見ながら登るとあっという間です!
南天や冬枯れした木々、苔むした山肌が冬を感じさせてくれます。
山手なのでまだ雪が溶けずに残っていた場所も。誰かが作った雪だるまが♡
展望台までも道中にある「お茶の井庭園」は、義政公愛用のお茶の井跡で、水質も豊かで、現在もお茶会などの飲料水として利用されています🍵
展望台からの眺めは銀閣寺全体を見渡すことができます!
奥には京都市街、左京区の辺りが一望できました。
展望台まで登る階段は整備されいるので安心⭐ゆっくり歩いても大体20分くらいで上り下りできます♪
雪化粧した銀閣
銀閣寺こと慈照寺の象徴というべきものがこの銀閣。本来は観音殿と呼ばれ国宝にも認定されています。
唯一現存する室町期の楼閣庭園建築の代表的建造物としても有名。
屋根の上には雪がうっすらと残っていました。午前中に来ていたらもっと雪化粧した銀閣が見れたのにな…😁
一層が心空殿(しんくうでん)、二層が潮音閣(ちょうおんかく)と名前がついています。
銀閣の前にあるのが錦鏡池(きんきょうち)
晴れた日には錦鏡池に観音堂が池に映るそう!特に朝方が一番美しいと言われています。
錦鏡池を始めとしたた庭園が特別名勝にも認定されています。
ちなみに銀閣の内部は非公開。
豪華な印象の金閣寺とよく対比されていますが、質素な中にも東山文化のわびさびを感じさせてくれるのが銀閣寺の魅力です✨
銀閣寺 基本情報
⭐住所 京都府京都市左京区銀閣寺町2
⭐TEL 075-771-5725
⭐拝観時間
夏時間(3月~11月):8時30分~17時00分(下山:17時20分)
冬時間(12月~2月):9時00分~16時30分(下山:16時50分)
⭐駐車場 なし(京都市銀閣寺観光駐車場(1日¥1,040)や近隣にコインパーキングあり)
⭐アクセス 京都市バス「銀閣寺道」下車
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨