今回は京都市右京区にある「平岡八幡宮」の春の特別拝観の紹介です🎵
山城国最古の八幡宮・平岡八幡宮
京都市右京区梅ケ畑にある平岡八幡宮は、弘法大師が創建した神社で、山城国最古の八幡宮です。
1407年に焼失したましたが、高雄に紅葉狩りの出かけた足利義満が、廃退した神社をみて再建されたと言われていています。
2000年には京都市の有権文化財にも指定されている八幡宮です。
2021年春の特別拝観「華の天井」
平岡八幡宮では春と秋の年に2回特別拝観があり、内陣の内部が一般公開されます。
宮司さんの有難いお話を本堂内でお聞きすることができ、厄年には気を付けること、季節の行事を大切にすること、新型コロナウイルスについてもお話されていました。
普段は未公開の花の天井も見ることできました。(撮影不可、下の写真は境内に飾られていました)
極彩色で描かれた44種類もの花の絵は、なんと江戸時代のものだそう!お花の説明もしてくださいました。
お話の後は大福茶の接待が。大福茶(おおぶくちゃ)はは京都に古くから伝わる慣わしで小梅と昆布を入れて飲む福茶のこと。
大福茶の起源は平安時代。都に疫病が流行した時に、六波羅蜜寺の僧侶「空也上人」がお茶を振る舞い疫病から多くの民を救ったことが由来とされ、縁起物として今日まで伝えられています。
毛氈の上に飾られていたピンクと白の椿の手水がとても可愛い♥
春の特別拝観
●期間 2021年3月12日~5月9日
●時間 10:00~16:00
●拝観料 ¥800(小学生以下無料)
隠れた椿の名所「椿を愛でる会」
平岡八幡宮は隠れた椿の名所。樹齢数百年もの古木など約200種類の椿を楽しむことができます。
3月12日から開催している「椿を愛でる会」では沢山の美しい椿を見られます。
樹齢200年の「しだれ八重白椿」
「願い事をすると、白玉椿(白い花の椿)が一夜で花開き、願いが成就した」といわれている白玉椿伝説の椿。
平岡八幡やぶ椿は境内の椿の中で最も古い木。なんと樹齢300年~500年とも言われています。
灯篭に乗ったやぶ椿と散り椿が素敵♡
椿は苔の上に散るとより美しさが増し気がします✨
境内の所々に椿を発見♪南天と椿の花手水がとても可愛い✨
期間中は社務所縁側に「百椿図屏絵」も展示されています。
色鮮やかな椿の絵が沢山描かれかれています。
椿は古来から邪気を払うとされており、現在でも長寿・招福など、縁起の良い花とされています。
椿を愛でる会は鑑賞無料です⭐
椿と桜の美しき競演
暖かい日が続いた3月。撮影した3月29日時点では、桜が咲き誇り、椿との見事な競演を楽しむことができました!
晴天にピンクの桜が映える♡
京都市内から少し離れているので、参拝者も少なくゆっくり桜を楽しむことができました🌸
椿や桜以外にもにも見どころが沢山ある平岡八幡宮。
珍しい金魚の尻尾の形をした葉っぱ。
山の神として鎮座してるさざれ石はからはただならぬパワーを感じます。
静寂な境内では心落ち着くひと時を過ごせました。
平岡八幡宮 基本情報
★住所 京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23
★TEL 075-871-2084
★拝観時間 10:00~15:30
★駐車場 あり(無料)
★アクセス 市バス・JRバス「平岡八幡前」下車
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨