今回は、京都市山科区にある四季の花と自然の美しい「勧修寺」の紹介です🎵
勧修寺
京都市山科区勧修寺にある「勧修寺」は昌泰3年に醍醐天皇が創建し、千年余りの歴史のあるお寺です。
真言宗三階派の大本山であり、ご本尊は千手観音。
勧修寺の読み方は「かんしゅうじ」ではなく、正式名称は「かじゅうじ」。(京都市在住でも正式名称は知らず「かんしゅうじ」と読む方の方が多いと思います…)
勧修寺も位置する住所、「山科区勧修寺○○」は「かんしゅうじ」と読むそう!
勧修寺は桜の名所でもありますが、訪問した2021年4月21日は新緑が美しく初夏の訪れを感じさせます。
生命力溢れる新緑。キラキラ眩しくとても美しい…。
勧修寺の宸殿。元禄10年に明正天皇の御殿を下賜されたもので、江戸時代初期の御所の建物でもあります。
明治5年には京都私立勧修寺小学校の校舎としても使われていたそう。
書院の前庭にある灯篭は、水戸黄門様の寄進の「勧修寺型灯篭」
「京都へ来た際は必ず見て通ろう(灯篭)」と言われたユーモラスな灯篭。
自然と四季折々の花々が美しい勧修寺庭園
勧修寺一番の魅力は「勧修寺氷池園」
京都市指定名勝でもあります。
「氷室の池」を中心とした背後の山を借景とした広大な自然を楽しむ「池泉型庭園」
花や鳥の声が絶えない古都の庭園とも呼ばれるとても美しい庭では、四季折々の花々を楽しめます。
5月中旬から6月にかけては、池には睡蓮や花菖蒲が美しく咲き乱れます。
暖かい日が続いていたので、少しだけ睡蓮や花菖蒲を見ることが♡
写真は2020年7月撮影した睡蓮。まるでモネの絵画の様。
自然溢れる庭には沢山の野鳥が訪れ、鶯の鳴き声に心癒されます。
蓮の葉をゆらゆらと泳ぐ鴨や鯉がなども見ることができます。
紫と白の美しい藤棚
4月下旬から5月上旬は藤が見頃を迎えます。
京都では宇治の平等院や城南宮が有名ですが、勧修寺の藤も見事です!
白と紫のコントラストがなんとも美しい♡
氷室池の畔に咲くので、池と藤の共演は見ごたえ抜群☆
観音堂と藤棚。
藤は遠くからでも甘い香りが漂い、満開の藤には沢山のクマバチが密を目当てに集まってきます。(私は虫が大の苦手なのでとっても怖かった💦)
優雅で柔らかい藤は、万葉集や源氏物語などにも登場し高貴な花とも言われています。
勧修寺は人も少ないので、ゆっくり自然を感じながら散歩感覚で訪れることができます★
勧修寺 基本情報
★住所 京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
★TEL 075-571-0048
★拝観料 ¥400
★拝観時間 9:00~16:30(受付終了16:00)
★駐車場 あり(無料)
★アクセス 地下鉄東西線「小野駅」徒歩で6分
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨