京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の大本山
建仁寺(けんにんじ)
祇園花見小路通り沿い、八坂の塔が臨める八坂通りにも面していてアクセスも抜群😊
山号は「東山」中国の百丈山を模して建立されました。建立800年、今現在も禅の道場として多くの人に親しまれています。
「茶碑」日本に禅の心と茶の徳を伝えた「栄西禅師」中国から茶種を持ち帰り日本で栽培することを奨励し喫茶の方法を普及したそう。茶祖もありました。
境内に「東陽坊」というお茶席もあります。
また多くの寺院は堂内が撮影禁止ですが、ここ建仁寺は多くの展示物が複製なので撮影可能な箇所が非常に多いのが特徴です。
境内の広く、見どころが沢山ある建仁寺ですが、特に見てほしいところを紹介します♪
風神雷神図屛風
右に風神、左に雷神を二曲一双の屏風に描いた有名な風神雷神屏風。俵屋宗達の最高傑作です。※通常(写真)は高精細デジタル複製を展示
落款や印書はなくとも俵屋宗達の真作とされています。
〇△□乃庭
2006年に造られたという〇△☐乃庭。個性的なネーミングと前々から思っていましたが、近年に造られたんですね。納得🙂
手前から□、〇、△
□は地、〇は水、△は火を表しているそう。禅宗の四大思想(地、水、火、風)を象徴しています。
襖絵
本坊な中には沢山の美しい襖絵があります。すべて高精細デジタル複製。本物は京都国立博物館などに保管されています。
雲龍図、竹林七賢図
安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した海北友松の作品。
船出、凪
染色画家鳥羽美花氏によって描かれた襖絵
庭園
潮音庭
本坊の中庭とにある庭園。周囲を建物に囲まれているため、中心に据えられた3つの石(三尊石)は、四方どこから見ても正面に見えるよう計算されたお庭です。
大雄苑
白砂に緑苔と巨岩を配した枯山水の庭園。
慶長4年恵瓊が安芸の安国寺から移建された方丈
法堂 双龍図
本坊から通路でつながってい法堂。ここはスリッパに履き替えが必要です。
法堂は「はっとう」と読み、明和2年に棟上。禅宗様仏殿建築で、本尊釈迦如来座像と脇侍釈葉尊者、阿難尊者た祀られています。
法堂の天井に描かれているのが双龍図。平成14年に建仁寺創建800年を記念して、小泉淳氏が約2年もの歳月をかけ描いた大作。
畳108畳にも及ぶ壮大な水墨画は一見の価値ありです!
まだまだたくさんの見どころが建仁寺にはあります。境内も広いのでゆっくり散策するのもいいですね。
栄西禅師が説いた「大哉心乎」は「大いなる哉 心や」と読み、人の心は本自由で大らかである、という意味が込められています😀
静寂なこの場所で自分自身について見つめなおすのも良いかもしれません。
建仁寺
住所:京都市東山区大和大路通四条下る小松町
拝観時間:午前10時~午後5時
拝観料:大人 600円、中高生 300円、小学生 200円
駐車場:あり(有料)
アクセス:京阪電車「祇園四条駅」より 徒歩 7分
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