今回は川端二条にある和菓子の老舗「京華堂」の紹介です🎵
京都の老舗和菓子屋「京華堂利保」
1903年創業の和菓子屋さん「京華堂」は、鴨川近くの川端二条に位置しています。戦前は祇園で営業していましたが、強制疎開でこの地に移ったそう。
年季の入った「御菓子司」の看板と、老舗らしい格式高い店構え。
京華堂は主に武者小路千家の茶菓を仕立ており、武者小路千家の御用達だそう。
(茶道三千家といい、裏千家・表千家・武者小路千家と三つの流派に別れています)
代表銘菓の「濤々(とうとう)」は、武者小路千家の御家元から名前を頂戴したそうです。
菓子箪笥など古き良きものが見られる店内
創業当時から変わらぬ店内は、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
今ではもう見ることがなくなった、上から吊るされた包装用の紐。
天井に吊るされた紐を使って包装するお店は現在ではほとんどないと思います!
そして奥に見えるのが年季の入った菓子箪笥。
昔はこの菓子箪笥にお菓子を入れていたそうです。現在は衛生面を考慮して、包装紙や懐紙などを入れて使っています。
ノスタルジックな店内はタイムスリップしたような感覚に陥ります。
代表銘菓「濤々」以外にも、どら焼きのあんこを挟んだ「しぐれ傘」やおしるこ、麩焼きなども販売されています。
完全予約制の上生菓子
以前、一保堂の茶寮「嘉木」でいただいた、可愛らしいお花の形をした練り切り。
あんこが滑らかでとても美味く、どこのお菓子かお店の方に聞いた所、京華堂のお名刺をいただきました。
生菓子は予約制ということなので、2日前に予約をしておきました。
練り切りやきんとんなど、好みと個数を伝えれば大体作ってもらえるそうです。
朝から作る為、15時以降の来店でお願いします、とのことでした。出来立てをいただけるのは嬉しい♪
可愛らしい桜をイメージしたピンクの練り切り♥
嘉木でいただいたお花のお菓子も入れてもらいました✨
桜の花びらが描かれた麩焼きはサービスです☺
早速自宅でお抹茶と一緒にいただきました♪
桜の花びらが乗った練り切りは、中に白餡が入っていました。見た目も可愛らしいし、上品な甘さです。
京華堂さんは、やはり餡子がとても滑らかで美味しい♡艶やかで程よいモチモチ感のある皮も絶品です!
是非予約をしてでも食べて欲しい上生菓子です✨
ちなみにお抹茶は、京都市役所前駅「柳桜園」さんの季節限定商品「抹茶小櫻」
京華堂利保 店舗情報
★住所 京都市左京区二条通川端東入ル難波町226
★TEL 075-771-3406
★営業時間 9:00~18:00
★定休日 日、祝、第3水曜日
★駐車場 なし
★アクセス 京阪「神宮丸太町駅」より徒歩5分
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨