みなさん、こんにちは⭐管理人のCOZZYです🎵
京都岡崎は、文化、観光、商業施設が立ち並ぶ、文化ゾーンとしても人気のエリアです。
平安神宮や動物園、京都近代国立美術館などがあり、観光スポットでもあります。
今回は2020年5月にリニューアルオープンした美術館の紹介♬😄
京都市 京セラ美術館
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京セラ美術館とは?
前身の京都市美術館は、1933年竣工の関西最古の国立美術館でした。
当初は「大礼記念京都美術館」という名称でしたが、第二次世界大戦後に「京都市美術館」に変更。
歴史の深い京都市美術館の大規模改修が2017年から始まり、それに伴ってネーミングライツを導入。
50年間のネーミングライツ契約を京セラと締結。
「京都市京セラ美術館」となりました。京セラは京都を代表する大企業のひとつですね!
京セラ美術館のリニューアルオープン
2017年に改修・増築工事のため一時閉館。
2020年3月に約3年間の大規模リニューアルが完了し、新たに生まれ変わる予定だったのですが…新型コロナウイルの影響でオープンは延期。
2か月後の5月にリニューアルオープンを果たしました😃
オープン当初は京都市在住限定や事前予約制をとっていましたが、2020年10月からは、定員に達していない時間帯は当日観覧受付が可能に!
今まではカフェ利用も予約が必要でした💦
2020年10月現在は平日週末ともに混雑は見られず、当日でも入館できそうです☆予約専用サイトまたは電話で空き情報も確認できます。
※2020年10月から地域共通クーポン取り扱いが始まったので、連休は混雑する可能性があります
京セラ美術館の利用方法
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
※横の京都市動物園も月曜日が休館
料金:京都市在住の一般 520円、市外在住 730円、京都市在住の小中高生 無料、市在住の小中高生 300円
※企画展や別館は、展覧会ごとに料金が異なります。
アクセス:地下鉄「東山駅」より徒歩8分
駐車場:敷地内にあり(有料)
京セラ美術館紹介
建築家の青木淳氏と西澤徹夫氏のコンセプト基づき創建当時のデザインを生かしながら現代的な要素を加えた、まさに「故」と「新」の融合。
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重厚な外観は創建当時のまま。和洋折衷様式を取り入れたどっしりとしたれてレトロな建物。
内部も全面リニューアルではなく、以前あったものも見られました。
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新しくできたスロープ状の広場
京セラスクエア
以前までは受付は1階でしたが、このスロープ状の広場を抜けるとメインエントランスが見えてきます。チケット販売やカフェなどもこの地下部分から入ります。
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アート作品の展示やイベントなどの屋外活動も可能な広い広場です。
今回リノベーションされたメインエントランス。天井高なんと16m!!
真っ白な空間に高い天井は解放感が😊
らせん階段はSNSでも良く見かけますよね。モダンながらも木のナチュラルが素敵♡
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コレクションルーム
ここは以前本館として使われていた施設で、創建当時のものも意図的に残されています。
自然光が入るこの窓とレトロな階段は前もあったなぁ。お手洗いの入口も変わっていませんでした。
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コレクションルームでは、京都の四季に合わせた年4回の展示替えによって、日本画の名品を中心に、作品が沢山展示されています。
今回は秋期。入口にて出店作品リストをいただけます。「竹内栖鳳」の作品がのみが撮影可能でした。
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京都画壇を代表する竹内栖鳳は近代日本画の先駆者でもあります。下の絵は未完のまま生涯を終えています。「渓流」とう題名で、渓谷と川の流れを表現したのでしょうか?
日本画以外にも洋画、彫刻、版画などの3700点を越えるコレクションを有しているそう!
春夏秋冬の合わせて展示が変わるので、次回は冬期の作品が楽しみ😉
コレクションルームの途中にある中庭「天の中庭」は今までは非公開の場所でした。
新鮮な空気に触れられ、ベンチもあるので休憩にもピッタリです🙂
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印象的な赤いオブジェは、リニューアル前に美術館の入り口横に設置されていた、彫刻家・清水九兵衛氏の作品。
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しばし散策。想像以上に広く、以前使用してた重厚な扉や装飾品を見ることができます。
東西南北4つの広場では、特徴的な壁の大理石や、床のモザイクタイル、天井漆喰など歴史的な創建時そのままの佇まいを残しています。
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出口の東エントランスをでた所には日本庭園を臨むことが出来ます。
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有名な作庭家の「七代目小川治兵衛」が携わったという日本庭園。
日本庭園の中に設けられた「ガラスの茶室聞鳥庵(モンドリアン)」がとても素敵です♥今まで何回か美術館を訪れていたけど、初めて存在を知りました😮
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現代美術家杉本博司さんの作品の一つで、これまでヴェネツィアやヴェルサイユ宮殿で展示されてきて、今回日本で初めて展示。
モンドリアンとは、長方形や正方形で構成した幾何学的な作品を描く20世紀の抽象画家で、茶室の壁面構成と庭石の配置がモンドリアンの絵画と似ていることから名づけられたそう。
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リニューアルオープン時には、茶室びらきがあり、実際のお茶を点てられたそうです🍵
東山の山並みを背景とした茶室は必見です。
庭園ではベンチや広場があり、近隣住民達の憩いの場となっていました。小さいお子さん連れのママ達やご年配のご夫婦、学生カップルなどがお弁当を食べていたり休憩していたり。
ここは無料で入れるゾーンでかつ綺麗で眺めも良いので、散策やひと休みにもピッタリです。
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日本庭園から繋がる桜水館は現在改修中で、レストランを予定しているそう。
創建当時の古き良きものを大切にしながらも、現代的なデザインを加えた京セラ美術館。まさに伝統と革新を大切にする京都の象徴ともいえます。
カフェやパブリックスペース、屋上テラスなど、美術館の域を超えた文化スポット。
散策も含めると半日は過ごせそう。文化&アートエリアの岡崎で是非行ってみてほしい場所の一つです☆
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨
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