京都市西京区にある「松尾大社」
御祭神“大山咋神”は、社殿建立の飛鳥時代の頃に、始めてこの場所に祀られた ものではなく、それ以前の太古の昔よりこの地方一帯に住んでいた住民が、松尾山の山霊を頂上に近い大杉谷の上部の磐座に祀って、生活の守護神として尊崇したのが始まりと伝えられています。
この地に渡来した秦氏が日本に酒造の技術を伝えたことから、お酒の神様としても知られ、酒業繁盛や事業安全などを祈願しに全国の酒造業者が参拝に来るそうです。
酒業繁盛のご利益があり、境内にはお酒の資料館が併設されています。資料館 は無料で入館できます。
「招福除災の音」風鈴祈願
SNSでも人気の松尾大社の風鈴。今年は手水に飾られています。
コロナウイルス感染予防のため鈴の緒をたぐり上げ、参拝者に触れられないようにしています。
風鈴の音色は神様を慰めすると同時に、自身の罪穢れを拭い清々しくするもの と伝えられています。
好きな短冊を選び、名前とお願い事を記入し授与所の納めます。風鈴は9月の八朔祭まで供えられています。風が吹く度、私達に心地よい音を運んでくれます。
パワースポット 霊亀の滝
広大な境内の一番奥に「霊亀の滝」があります。松尾山から流れた渓流が滝となっていおり、天狗岩もあります。近年は癒しスポットとして人気で参拝に来られている方が多くみられました。心が浄化されるるパワースポットです。
また神水「亀の井」は別名「よみがえりの水」とも呼ばれ延命長寿、諸病快癒 のご利益があるとされています。御神水容器は社務所にて授与いただけます。
亀の井の水は酒造時の入れると酒が腐らないといわれ、全国の酒造が酒水の混 ぜる風習がうまれたとされています。
風鈴の音色と滝のパワースポットに癒される松尾大社。心落ち着くひと時を過ごしてみませんか?
松尾大社
住所:京都市西京区嵐山宮町3(阪急 松尾大社駅下車すぐ)
参拝時間:平日・土曜 午前9時~午後4時
日曜・祝日 午前9時~午後4時30分
拝観料:無料、庭園は大人600円 子ども300円