みなさん、こんにちは⭐管理人のCOZZYです🎵
今朝は起きてびっくり!!雪が積もってました⛄
クリスマス前に雪が降るのは京都市内では珍しいこと。お昼前には天気が回復して、積雪を見れたのは一瞬でした😁
今週いっぱい寒い日が続くみたいなので、また近々雪を見ることが出来るかも…🙂
今回は上京区にある庭園の美しい妙顕寺の紹介です🎵
妙顕寺の縁起
京都市上京区堀川寺之内にある妙顕寺は、鎌倉時代後期の元亨元年(1321)に創建された、京都における日蓮宗最初の寺院です。
堀川寺之内は茶道家元の施設も立ち並ぶ閑静な場所。
妙顕寺のお隣は裏千家茶道の家元のご自宅です!表札ですぐ分かりました。
日蓮宗の開祖、日蓮上人の孫弟子である龍華樹院日像上人(りゅうげじゅいんにちぞうしょうにん)にて建立されました。
豊臣秀吉が京都滞在の際の宿所でもあったた妙顕寺は、たびたび移転を繰り返しましたが、本能寺の変以降、豊臣秀吉の命により、堂宇を現在の地である小川寺之内に移転し、現在の地に定まったそう。
洛中にありながらも広大な境内。住宅などに囲まれていますが、とても静寂なお寺でした。
見どころは何と言ってもお庭。4つのお庭を紹介します⭐
※写真は全て2020年12月10日に撮影
白砂と紅葉が美しい「四海唱導の庭」
勅使門の前に広がる、四海唱導の庭(しかいしょうどうのにわ)
勅使門は天皇家だけが通れる門であり、妙顕寺は、1334年に後醍醐天皇に認められたため、現在でもこの勅使門が残っています。
奥に見える本堂の瓦屋根もとても立派!
左奥の3つの石組みは滝を表し、滝から流れ落ちた水が白砂で表した大海へと広がっている様子を表現しています。
四海唱導とは「世界中のあらゆる人々を法華教の教えに導き、その功徳によって人々を救う」という意味が込められています。
12月も半ばび差し掛かろうとする頃でしたが、まだ紅葉を見ることができました♥
ちょっと枯れかけだけど💦手水には花手水も🌸
下の写真の柱の傷なんだと思いますか?
豊臣秀吉が住んでいたお寺でみあるので、この柱の傷は昔お侍さんが付けた刀傷ではないかと、言われているそう!
涼やかな「竹の坪庭」
書院と方丈の間にある小さな中庭、竹の坪庭。
植えられた孟宗竹は毎年竹の配置が変わり、筋が白色であれば新しい竹と言われています。
2年目の竹が最も美しいらしい✨
小さいながらもとても風情のある中庭は、なんとネスカフェのCMの背景にも使われたそう!
丸窓からの景色は必見!光琳曲水の庭
境内の一番北側にある、光琳曲水の庭。
妙顕寺と繋がりの深かった尾形光琳からつけられました。
樹齢400年とも言われる大きな赤松と樹齢200年の黒松が見ごたえ抜群😊
大きな赤松を中心に川の流れを白砂で表現したとても素敵なお庭。
ここでも紅葉を見ることができました♥
また大客殿とお庭の間に細い廊下があります。そこにある円窓から撮影📸
紅葉と松を切り取ったような一枚が撮れました!
この丸窓は「悟り」を表さしているそう。
横の書院には素敵な襖絵が🙂
これは日本の画家・塩澤文男氏の作品。神秘的でなんともエネルギッシュな作品!
こちらも塩澤氏の作品。圧巻の存在感で、引き込まれそう…😄
妙顕寺は撮影不可な場所は大本堂と仏殿のみなので、沢山撮影することができました。
癒しの水音「五色椿と松の庭」
五色の椿と赤松が見事な庭園、五色椿と松の庭。光琳曲水の庭と書院を挟んで、反対側に位置しています。
五色椿の見頃は3月下旬から。
庭の中央には水琴窟が配されていて、水が流れ落ちると涼やかな音が響き渡ります😃
ここのお庭だけ下駄用意されており、下の降りることができます。
よく耳を澄まして聞いてみてください 水音に癒されます😉
洛中にあるのにも関わらずとても広い寺内。
平日の昼過ぎということもあってか、拝観の方もおらずゆっくり見ることができました😄
撮影不可の為写真はありませんが、こちらの大本堂が本当に素晴らしかった!
見ごたえのあるお庭と圧巻の本堂は必見です⭐
妙顕寺 基本情報
⭐住所 京都府京都市上京区妙顕寺前町514
⭐TEL 075-414-0808
⭐拝観時間 10:00~16:00
⭐拝観料 ¥500(シーズン中のみ特別拝観 ¥800)
⭐駐車場 あり(有料)
⭐アクセス 市営地下鉄 烏丸線「鞍馬口駅」より徒歩約10分
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨