穴場観光&パワースポット 愛宕念仏寺
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
愛宕念仏寺は嵐山からもっと奥に入った奥嵯峨に位置しています。嵐山駅からはバスで約20分。
ガイドブックにもあまり載っていない穴場スポットを今回紹介します😀
愛宕念仏寺は天台宗の寺院。
奈良時代の末期、に聖武天皇の娘の称徳天皇が現在の東山松原の地に寺を建立しました。この付近は「愛宕郡(おたぎごおり)」と呼ばれていたため「愛宕寺(おたぎでら)」と呼ばれるようになりました。
しかし平安時代に鴨川の氾濫により流され、愛宕寺は廃寺となってしまいます。その後、天台宗の僧である「千観内供(せんかんないぐ)」が寺を復興、千観内供はいつも念仏を唱えていたため「愛宕念仏寺」との名がついたそう。
境内を入ってすぐに目に入る沢山の羅漢様。
羅漢は、釈迦の弟子のことで、仏の教えを伝えた聖人です。
ところ狭しと建ち並んでいる羅漢様はなんと約1200体!!
別名、「千二百羅漢の寺」と呼ばれています。
境内の1200体もの羅漢様は、寺の復興を祈念して昭和54年から10年間、1200人の一般の参拝者自身の手によって彫られました。羅漢様の後ろには彫られた方の名前も刻まれています。
はじめは少し怖く感じましたが、よく見ると一体一体が全く違う表情をしてて可愛い♡
一つとして同じポーズや表情の羅漢様はないです。苔がまた良い雰囲気を醸し出しています😄
羅漢様をアップで撮影してみました♪
セミに脱皮されてる羅漢様も(笑)
整然と立ち並ぶ様子は圧巻…さすが穴場スポットだけあって、土曜日のお昼でしたが、ほぼ貸し切り状態でゆっくり参拝することができました😃
ぜひ動画もどうぞ、何かとてつもないパワーを感じれるような・・・(笑)😄
境内には小さな滝が流れています。滝には4匹の蟹を発見☆
観光地の嵐山からすぐなのに、ここは自然が沢山あり空気も美味しい。マイナスイオンがたくさん出ていてリフレッシュできました😆
重要文化財でもある本堂には本尊の千手観音像が祀られています。
また境内にある地蔵堂には、火之要慎のお札で知られる「火除地蔵菩薩」が安置されています。
愛宕念仏寺からつながる愛宕山(あたごさん)の頂上にある「愛宕神社」は火の神様として有名。
昔ながらの京都の家の台所や飲食店には、「火廼要慎(ひのようじん)」と書かれたお札が貼られているのがよく見られます。また3歳までに登ると、一生火難に遭わないという言い伝えも!
しかしこの愛宕山…標高924mあり、登山口から愛宕山頂までは片道約2時間以上のなかなかのトレッキングコース💦時間と体力に自信のある方にオススメします😚
御朱印もいただきました。千観内供が自ら本尊は「厄除千手観音」と呼ばれていることから御朱印にも記されています。御朱印にはシールもついてきますよ💕
余談ですが…
愛宕念仏寺のすぐ横のある清滝トンネルは京都では有名な心霊スポット👻
トンネル入り口の信号は大抵が赤。(今まで青だった時は皆無)
青信号の時は要注意!なぜなら青信号は霊からのご招待。そのまま入ってしまうと怪現象が起こると言われています。
白い服を着た女性が現れたり、悲鳴やお経が聞こえたり。色々な噂を耳にします😱
愛宕念仏寺
住所:京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町 2-5
拝観時間:8:00~17:00 (閉門 16:45)
拝観料:300円(小中学生無料)
駐車場:あり(無料)
アクセス:京都バス「愛宕寺前(おたぎでらまえ)」下車、徒歩すぐ
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