今回は、京都の中心、六角堂こと頂法寺の紹介です🎵
聖徳太子ゆかりのお寺・六角堂
中京区六角通に面する六角堂は、正式な寺号は頂法寺。
本堂の形が上から見た時の六角であることから「六角堂」と呼ばれるようになりました。
京都人からは「六角さん」と呼ばれ、親しまれています。
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聖徳太子を開基として創建されたと言われており、聖徳太子の御持仏である「如意輪観音像」が御本尊。
境内池の隅に浮かんでいる赤い建物「太子堂」は聖徳太子が祀られています。
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白鳥が優雅に泳いでいるこの池の中は、聖徳太子が沐浴した池跡があります。
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その池の横にある華道「池坊会館」の位置に僧侶の住坊が建てられたことから池坊と呼ばれるようになりました。
そのことから六角堂はいけばな発祥の地としても有名です。
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池の向こうがわに見えるのが、いけなばの家元道場。
六角堂の住職は歴代の家元池坊が務めれられおり、年に1度、いけなば展と六角堂のコラボレーション「春のいけばな展」が開催されています。
京都の中心の証「へそ石」
山門を入ってする右手にある敷石の中央にある六角形の石。「へそ石」
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六角堂は下京に寄り合いの場でのあり、場所も京都のほぼ中央にあたることから人体に例えて「へそ石」と呼ばれています。
門前の六角通りにあったものを、明治時代初期に門内へ移したもの。
周辺はオフィス街が立ち並ぶ都会の中心部。六角堂自体もオフィスビルや高層マンションに囲まれています。
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そんな環境ですが、六角堂は一歩踏み入れると静寂で穏やかな空気が流れています。
休憩やお散歩する方も多く見られ、まさに都会のオアシスといったところですね☆
フォトジェニックな鳩みくじと縁結びの柳♡
六角堂の境内には沢山の鳩がいます。鳩は平和の象徴と言われ、幸せを運んでくれる鳥♡
六角堂には鳩のモチーフのお守りやおみくじがあります。
鳩みくじ
鳩が止まり木のようにおみくじを持ってます。春と秋には期間限定カラーの鳩みくじがでるそう⭐
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一願成就
願い事をひとつ書き、鳩の中に入れて奉納します。本堂にはピンクと白の鳩がたくさん♡丸いフォルムにとぼけたお顔が可愛い✨
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鳩絵馬
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六角堂のご利益は、縁結びや子授け、金運など。特に恋愛のパワースポットととして有名です。
縁結びの柳「六角柳」
平安時代、この柳の下で嵯峨天皇が美女と結ばれたといういわれから、縁結びの柳として呼ばれています。
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二本の柳を束ねて結ぶと恋が成就するとか…♡
おみくじなどは寺務所の隣、休憩処のお土産屋さんで購入できますよ😉
一言願い地蔵と十六羅漢さま
境内の東側には優しいお顔をした、「一言願い地蔵」が安置されています。
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少し首を傾けているのは、お参りに来られた方の願いをかなえてあげようか、どうしようかと考えておられる姿なんだそう😊
願いをきいてもらえるかは信じる心次第。欲張らずに一つだけ願い事をすると、かなえてくれるみたいです。
その奥には十六羅漢様も。
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羅漢様とは、仏の教えを護り伝えるとのできる優れたお坊様に与えられた名前。
十六は、方位の四方八方を倍にした十六で、あらゆる場所に羅漢様がおられることを意味しているそう。
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表情が少しずつ違いますが、どの羅漢様もにこやかで穏やかな表情をされています。
こちらは見ざる聞かざる言わざるかな?
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六角堂は桜の名所としても有名で、春になるとこの辺りにしだれ桜が咲き誇ります。
沢山の見どころがある六角堂。 烏丸御池駅から徒歩すぐで交通アクセスも良いので、お買い物の際でも立ち寄れる場所です。
六角堂 基本情報
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⭐住所 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町
⭐TEL 075-221-2686
⭐拝観時間 6:00~17:00
⭐拝観料 無料
⭐駐車場 あり(有料)
⭐アクセス 京都市営地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨