今回は、寺町二条にある老舗の京都寿司「末廣」の紹介です🎵
天保年間創業 老舗の京の寿司処・末廣
「末廣」は、天保年間に創業した京都の中でも歴史の長い老舗のお寿司屋さんです。
画廊やアンティーク家具屋、骨董店などが立ち並ぶ寺町二条に面しています。
向かい側は一保堂本店。
年季の入っている店構えですが、寺町通の雰囲気にとても馴染んでいます。
外観もさることながら、店内も昔ながらの雰囲気(笑)
石畳の床と、小さ目のテーブル、メニュー表などタイムスリップしたかのようなノスタルジックな空間です。
うなぎの寝床のような京町家作りで、間口は狭く、奥に長い造りになっています。
こじんまりとした店内にはテーブル席が6席のみ。
オープンの11時に入店しましたが、11:30くらいのお店を出た時には数組並んでいました。
席数が少なめ、ご年配のお客さんも多い、持ち帰りの電話もかなりかかってきたので、回転はあまりよくないので、早めの来店をオススメします!
ちなみに持ち帰りで来店された方はだいたい30分くらい時間がかかると言われていました。
また末廣は、のれんを守り、生粋の京寿司を伝える京都寿司のれん会に属しています。
ひさご寿しや、いづう、いづ重などの老舗寿司屋さんが名を連ねています。
加盟店の中でも老舗の末廣は、本物の京寿司にこだわり伝統の味を守り続けています。
末廣 メニュー
末廣のメニューは伝統ある京寿司が中心。
京寿司とは、昔、海から遠い京都では新鮮な魚はとても貴重で手に入りにくいものだったので、当時はお酢で締めたり、煮たりして魚を食べていたそう。それが京寿司のルーツと言われています。
定番の盛り合わせや、箱寿司。
関西ではメジャーな箱寿司とは木の枠にすし飯を詰め具を乗せ手で押さえたもの。
末廣の箱寿司は鮮魚を乗せた京風箱寿司や穴子箱寿司の2種類。
いなり寿司や巻寿司、助六など定番すしも。
京都では有名な鯖寿司やちらし寿司など。
全品持ち帰り可能です♪
冬季限定!冬の京都の風物詩「蒸し寿司」
冬の京都の定番と言えば、うどん屋「冨美家」の冨美家鍋と、末廣の蒸し寿司!
蒸し寿司とはとはちらし寿司を丼などに入れて蒸し上げたもの。
11月~3月の冬季限定の蒸し寿司 ¥1,760(並)
寒い日だったのでほとんどのお客さんが蒸し寿司目当てで来店していました!
具は海老、麩、銀杏、錦糸卵、焼き穴子、かんぴょう、しいたけ、きくらげ、グリーンピース。
具沢山で色鮮やかで美しい♡
生ものが入っていないのも京風ちらし寿司の特徴です。
蒸すことで具材の味がご飯にしみこんでとても美味しい♡
錦糸卵の下には穴子が敷かれており、酢飯にもたっぷりの刻み穴子が♡
ご飯の酢も控えめで具材の味付けも薄く、優しいお味でした。
食べ終わる頃には身体が温まりました。
蒸し寿司に入っていた穴子がとても美味しかったので、穴子箱寿司をお持ち帰り★
末廣の一番人気のメニューだそう。
焼穴子1尾を贅沢に使って、秘伝のタレが塗られています。
肉厚の穴子はふっくらしていて、香ばしさもありとても美味しかったです!
一番人気なのが納得!
店主さんも物腰柔らかくてとても好印象でした。
握り寿司とはまた違った、優しい味わいの京寿司。是非味わってもらたい一品です。
末廣 店舗情報
★住所 京都市中京区寺町通二条上る
★TEL 075-231-1363
★営業時間 11:00~19:00
★定休日 月曜日
★駐車場 なし
★アクセス 地下鉄東西線「京都市役所前駅」下車徒歩5分
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨