京都東山山頂に平成26年に建立された「青龍殿」は青連院門跡跡の中にあります。
青連院門跡は天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られ、現在は天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられています。
青龍殿は別途拝観料が必要です。
入ってすぐにみられる青龍殿は、北野天満宮前にあった「平安道場」が移築されたものです。移築再現技術の素晴らしさもさながら、奈良大仏殿の横幅半部という大きさにも圧巻される巨大木造建築です。
内部には国宝・青不動がお祀りされています。こちらで御朱印もいただけます。(写真撮影禁止のため、内部の画像はありません。一見の価値ありなので是非拝観をおすすめしします。)
青龍殿の裏側にある大舞台。なんと清水寺の舞台の4.6倍の木造大舞台です。かってはガラスの茶室もここに設置されていましたが、現在は国内の色々な美術館を旅しているようです。
大舞台からみた景色。京都市内を一望できます。大パノラマに圧巻のスケール。晴れていたら大阪のビルもみられるとか。
平安神宮の大鳥居やロームシアターも。いろんな角度から楽しめます。夕暮れ時や夜景も美しいでしょうね。
大舞台が有名な青龍殿ですが回遊式庭園も大変見ごたえがあります。
枯山水庭園です。いまは青紅葉ですが秋になると紅葉が美しいです。また桜の名所でもあります。秋季と春期はライトアップもされています。
若干混雑する可能性はありますが、是非紅葉シーズンの夜間に訪れてほしいスポットです。
⛩ 青龍殿
住所:京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
拝観時間:午前9時~午後5時(春と秋は夕没からライトアップのため延長)
拝観料:大人500円、中高校生400円、小学生の個人拝観は、保護者同伴の場合無料
駐車場:有(無料)
住所は山科区になっていますが、一番近い駅は地下鉄蹴上駅です。蹴上駅よりタクシーで10分未満。
三条京阪駅から頻繁にピストンバスがでているので、バスの方が便利です。