天満宮の総本社「北野天満宮」
京都市上京区にある北野天満宮は、菅原道真公をご祭神としておまつりする全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社。
境内には至るところに神牛が。
祭神である菅原道真が、丑歳の生まれで、牛は天神様のお使いと言われることが由来。
神牛の頭を撫でると頭がよくなるといわれ、受験生をはじめ、たくさんの人が訪れる人気の天満宮です。
雪の残る天満宮は風情があります。
楼門入ってすぐ右手にあるのが花手水。毎週入れ替わるのでいつ見ても生き生きしていて美しいです。
今回は白とピンクの薔薇&菜の花の組み合わせでした。
京都随一の梅の名所
北野天満宮は梅の名所としても有名。
菅原道真は梅をこよなく愛したといわれ、境内にはたくさんの梅が植えられています。
早咲きの梅は12月頃からつぼみが膨らみはじめ、お正月をあけてた頃のには開花しはじめます。
梅苑「花の庭」
期間限定で梅苑も公開されています。
●開期 令和5年1月28日(土)〜3月下旬
●時間9時〜16時(最終受付15時40分
●入苑料大人1200円(中学生以上)
小人(小学生)600円
梅茶とお菓子付きです。
夜間ライトアップ(2月24日~3月19日)もとても素敵です。
期間限定の特別授与品
招福の梅枝「思いもまま」は梅の期間限定で授与していただけます。
入試合格、疫病退散
家庭に持ち帰り一輪挿しにすると、やがて綺麗な梅の花をつけると伝わります。
厄除玄米入りの瓢箪付き。
節分が近かったので節分福豆を授与していただきました。
福豆が三種類と厄除橋とセットのもの。
福豆は、福の神、鬼やらい、北野の春(舞妓さん)のパッケージ。
当たりくじが入っていたら記念品と交換してもらえるそう。
2月3日には節分祭追儺式も開催されます。
北野名物・長五郎餅
北野天満宮境内の中にある茶店「長五郎餅本舗」
基本、毎月25日と北野天満宮での行事のある日限定の営業ですが、
3月25日まで土日祝は営業されています!
名物は「長五郎餅」
天正15年、秀吉が開いた北野大茶会の際用いられたという由緒正しきお餅で、天正年間から400年以上も続く名品です。
2個入¥400~で20個入まであります。
6個入¥1,140
薄皮のお餅にしっとりあっさりとしたこし餡がたっぷり入ってます。
餡はあっさりとして上品な甘さ。柔らかい薄皮餅に包まれています。
素朴でシンプルな美味しさです。
茶店では、長五郎餅とお茶のセットをいただけます。
抹茶で¥700、煎茶で¥500
北野天満宮は梅園も含めるととても広いので、参拝の帰りにでも寄ってみてはいかがでしょうか?