今回は京都岡崎にある懐紙専門店「辻徳」の紹介です🎵
「懐紙」とは?
懐紙(かいし)は読んで字のごとく、懐の入れる紙のこと。
主にお茶席で使われるもので、お菓子を懐紙の上にのせいただきます。
着物が普段着だった時代、常に懐紙を懐中し、ティッシュやハンカチ代わりにしたり、メモ用紙として使用したり生活に欠かせないものでした。
私が実家にいた時、母を訪ねて来られた方がいらっしゃいました。
母は不在だと伝えると、その方は母への言づけを懐紙に書き渡されました。とてもスマートで自然だったのが印象に残っています。
現在懐紙は、色々な使い方ができ自由に様々な用途に使える紙として再注目を集めています。
懐紙専門店「辻徳」
京都岡崎、平安神宮のすぐそばにある懐紙専門店「辻徳」
90年に渡り下京区で営業をされていましたが、2019年に岡崎に移転。
テレビやSNSなどメディアで紹介さることも多く、以前から気になっていました。
平安神宮の大鳥居を望める、最高のロケーションにあります。
店内には所せましと沢山の懐紙が並びます。
白い懐紙しか使ったことがないので驚き!
ポップで可愛らしい絵柄のものから、古典柄までとにかく品揃えが豊富。
季節の梅や桜などの懐紙から、干支の懐紙まで沢山。
使いやすいサイズのミニ懐紙もありました。これなら懐紙初心者の方やギフトのもピッタリ♡
便利な懐紙ケース。
懐紙は薄いので折れたりすることがありますが、懐紙ケースがあればいつでも綺麗で清潔な状態が保てます☆
お茶席用、普段用など用途やシーンに応じた多種多様な商品のラインナップ。
また名前やロゴマークを入れられるオーダーメイドも出来ます。
世界にひとつだけのオリジナル懐紙、素敵ですね♡
生活の色々なシーンで使える懐紙
辻徳ではお茶席だけではなく、普段から懐紙をおしゃれに使う方法を提案されています。
例えば…
●メモ用紙として
●折りたたんでコースター代わりに
●テーブルにこぼしたものをふき取る
●食事の際に口元を拭く
●心付けを渡す時
京都では「おため」と言って、ご祝儀等をいただいた場合、その場でその一割を半紙とともに返す習慣があります。
「慶びが移りますように」や「末長いお付き合いを」という意味が込められているようですよ。
懐紙があれば、心付けを渡す時に上品にお金を渡すことができますよね。
生活の様々なシーンでより使える、懐紙。大人の女性のたしなみとして取り入れてみませんか?
私は春らしい桜柄の懐紙を購入しました♡
お茶席の場でも主張しすぎない、主菓子を乗せても滲みにくい吸収性の低い懐紙。
辻徳では、懐紙以外にも紙の糸を使ったアクセサリーや帽子なども取り扱っています。
「プリーツのお皿」は京都グッドデザイン賞2020に入賞した商品。
耐油耐水性のペーパーそ使用しているので、お菓子入れやコースターとしても使えます♪
辻徳 店舗情報
●住所 京都市左京区岡崎円勝寺町91番地101 グランドヒルズ岡崎神宮道
●TEL 075-752-0766
●営業時間 10:30~18:00(当面の間 17:00)
●定休日 不定休
●駐車場 グランドヒルズ岡崎神宮道の南側に専用駐車場1台あり
●アクセス 地下鉄東山駅1番出口から徒歩7分
●辻徳公式HP
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それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨