みなさん、こんにちは⭐管理人のCOZZYです🎵
朝から寒い💦お布団から出るのが日に日に辛くなります(笑)
さて、今回も紅葉シリーズ🍂京都山科区にある寺院の紹介🎵
隨心院
隨心院とは
京都市山科区小野にある随心院は991年に創建された、真言宗善通寺派の大本山。
世界三大美女の一人と言われている「小野小町」が余生を過ごした場所とも言われています
また梅の名所としても有名で「小野梅園」にははねず色という、淡い薄紅色の梅の花か咲きます。
梅が見頃になる毎年3月に「はねず踊り」という小町などに扮した少女たちの踊りを見ることができます。(2020年は中止)
絶世の美女・小野小町
小野小町は平安時代の女流歌人で、天皇に仕えたほど才色兼備な女性。しかし出生や生い立ちなど正確なことは分かっておらず、ミステリアスな女性と伝えられています。
境内にある歌碑には
「花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせし間に」
現代語訳は「桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。ちょうど私の美貌が衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに」
絶世の美女言われた小野小町も恋に打ひしがれたんですね😥
また小町の恋愛エピソードで最も有名なのが「百夜通い(ももよがよい)」
熱心に求愛してくる深草少将に対して小町は「私のことを想ってくださるなら、100日間毎私のところに通ってください、それが出来たらあなたと契りを結ぶ」と言ったそう。
少省は小町の邸宅に毎晩通ったが、100日目の夜の過労と大雪で息絶えてしまった…。
世阿弥などの能作者たちが創作した小野小町の伝説だそうです。
何とも悲しき物語なの…😢この告白という内容なんだか切なくなるなぁ😔
フォトジェニックな襖絵
SNSでも人気の襖絵。「極彩色梅匂小町絵図」
CGによるグラフィックアートで再現した現代的な襖絵。これは京都を中心に活躍するアーティスト「だるまや商店」さんの作品。
はねず色を基調としたビビッドな襖絵はフォトジェニック♥
実はこれは小町の一生を描いた作品で、4部構成となっています。
①生誕の図 出刃の国(秋田県)で生まれ、生活される様子を描いた作品
②饗宴の図 仁明天皇のもと宮仕えをしている様子を描いた作品
③伝承の図 宮仕えを辞し、山科小野の里で過ごした様子を描いた作品
④夢幻の図 山科小野を出て諸国を放浪する様子を描いた作品。
小町の数奇な生涯を読み取ることができますね!
SNS映えする襖絵は必見です!
境内にある小町絵馬も愛い♡
小町のように美しくなれる?お守りもあります♪
美しい紅葉
隨心院は境内にカエデやイチョウなどが植えられ、紅葉のシーズンはとても美しいです🍂
本堂前庭園の心字池には紅葉が映し出されます。
襖絵がある能の間から見る紅葉がとても美しい😉
大杉苔の緑と紅葉の赤のコントラストが素敵♡
2020年 秋の夜間特別拝観
2020年は夜間特別拝観も開催され、紅葉のライトアップと本尊である如意輪観音も公開されます。
⭐期間 2020年11月20日~11月29日
⭐時間 18:00~20:30
⭐拝観料 大人700円、中学生400円
隨心院 基本情報
⭐住所 京都市山科区小野御霊町35
⭐TEL 075-571-0025
⭐拝観時間 9:00~17:00(16:30受付終了)
⭐拝観料 大人500円、中学生300円
⭐駐車場 あり(無料)
⭐アクセス 地下鉄東西線「小野」駅下徒歩5分
世界遺産である醍醐寺も徒歩圏内なのでオススメです☆
フォトギャラリー
それでは皆様、また次のレポートでお会いしましょう🎵
皆様にとって京都がハッピーライフでありますように✨